シロアゴガエル


学名 Polypedates leucomystax
体長 47〜73mm
東南アジア原産の外来生物で沖縄にはアメカスの嘉手納基地への輸送物資と共に侵入した。環境への適応力が高く、塩生湿地でも問題なく繁殖し、海岸から山地の林内まで幅広くみられる。 体色は薄い褐色で背面に黒い帯模様が出ることもある。上顎が白く、これが名前のもとになっている。樹上性で主に昆虫を捕食し、灯火の下に集まることもある。 繁殖期は3〜11月と長く、雄は「グェッ」と間を置きながら鳴く。雌は水場の樹上にクリーム色の卵塊を産む。幼生のオタマジャクシは他のカエルに比べると見分けやすく、体が不透明、目は背面でなく側面、口部の反り返りが大きい、口の上に白い点がある。