シュロガヤツリ


学名 Cyperus alternifolius L
湿った草地や水田、河岸、ため池、汽水湖、街中の汚い水路など様々な場所で見られるマダガスカル原産の多年草で高さ70〜130cmほどになる。 根茎は短く横走し、叢生する。花茎の断面は三角形で艶があり、花茎の先端から長さ10〜20cmになる苞葉を傘状に互生させる。 ほぼ周年花を咲かせ、苞の中心部から花序枝を伸ばし多数の小穂を放射状につける。似ているのにはカミガヤツリ(パピルス)があり、こちらも栽培逸出しているのが散見される。