オキナワマルバネクワガタ

体長 42〜70mm
低地から山地のスダジイ林に生息する。体は平べったく光沢のある黒色をしていて眼の縁取りは直角に張り出す。大顎は個体の大きさによってかわり、小歯型から大歯型までみられる。 成虫は秋に発生し、地表を歩き回り雌を探す。雌は古木の洞内に産卵し、幼虫は腐植質を食べて育つ。 林道の建設や森林伐採、乱獲する業者やマニアにより個体数が減少している。種の保存法やその他の理由により現在は採集が禁止されている。