ニセヒノマルコロギス


体長 28〜45mm
低山地の山中でたまに見つかる樹上性の昆虫。体色は基本的に橙色だが、花緑青色が混じる個体もおり、割と変異が激しい。 額に日輪のような黄色紋があることが名前の由来となっている。成虫は朽木や樹皮下に産卵し、幼虫は孵化直後は黒色だが、成長するに従い花緑青色、橙色と変化する。 夜行性で日中は葉を綴りその中に隠れている。肉食性が強く、樹上の蛾やザトウムシ、小さな甲虫を食べるほか、熟れた果実に集まることもある。餌と水切れには弱く、2日以上何も与えなければ割とすぐ死んでしまうのでこまめな世話が必要だ。