タカラサシガメ


体長 18〜27mm
日当たりのよい草地や原野に生息する。体は細長く、体色は黄褐色、頭部は赤色、触角は赤色と黒褐色をしており、メスはオスよりも一回り大きい。 チガヤやススキの密集した暗所なら昼でもよく活動している。草葉の隙間を動き回ってササキリの幼虫やウンカ、ゴキブリなどの獲物を探すほか、ひたすら動かずに待ち伏せもする。 1〜2月の冬季以外はだいたい見られる。卵は1.5mm程度の円筒形で先端にはふたがあり、およそ1週間で孵化する。孵化した幼虫はトビムシやヨコバイの幼虫などを食べて大きくなる。