クニガミサンショウヅル


山地の渓流部の岩場や崖面でやや稀に見られるイラクサ科の多年草で、沖縄島の固有種である。
茎は匍匐し広がり基部から根を下ろし高さ13cmほどになる。 葉は2列に互生し、長さ1〜3.5cmのくさび状長楕円形、上面は光沢があり下面は白色を帯びる。花期は3〜5月で葉腋に大きさ4〜6mmの白色の単性花をつける。