マネキシンジュガヤ


日当たりの良い湿地で極々稀に見られるカヤツリグサ科の1年草。茎は単立か束生し、高さ10〜30cmになる。葉は線形で長さ5〜15cm。 冬季でも円錐形の花序を出し、雄花と雌花が隣り合った小穂をつける。痩果は球形で1.5〜2mm程度、熟するにつれ緑色から灰色、白色へと変わり地面に落ちる。 内地では全く大したことのない至る所にある植物だが、沖縄では非常に珍しい。どこにでもあるオオシンジュガヤとはえらい違いだ。