ミミカキグサ


湿地にやや稀に生える多年生の食虫植物。茎は貧弱で泥土の表面を匍匐し、地下茎をつけながら広がる。泥中の地下茎には捕虫嚢をつけ、プランクトンを捕食する。春や夏から秋にかけて高さ3~40cmになる花茎を出し黄色い花を咲かせる。種子は小さく大きさは1mmにも満たない。花後に残った萼片が「耳かき」ににていることからこの名が付いた。