オオアゼテンツキ


低地〜山地の湿地や水田畔、湿った道路辺でやや稀に見られる1年草。根茎はなく稈は束生し高さ10〜25cm、基部の葉鞘は白毛が密生する。 葉は線形で長さ3〜13cm。果期は6〜11月で花序は2〜3回分岐し多数の小穂をつける。小穂は長楕円状卵形〜狭長楕円形で3〜5mm、痩果は倒卵形で表面には明らかな格子紋がある。テンツキやヒデリコはよく似る。