オオイシソウ


河口〜中流や湧き水、水の染み出す崖などでやや稀に見られる紅藻類の1種で、水底に沈んだ石や枯れ枝、護岸のコンクリート壁面に付着する。 藻体は暗青緑色で主軸の太さは1.5mm程度、よく分岐し、長さ10〜40cmほどになる。藻体は楕円形の草餅のような細胞が単列に並び、成長に伴い中軸細胞を皮層細胞が取り囲む複列となっていく。