オウシャジクモ


砂防ダム上や畑地横の水路、ため池でやや稀に見られる車軸藻類。藻体は最大50cmにまで達する。どこにでもあるシャジクモとはよく似るが、雄雌両性器が小枝の節のみならず小枝基部にも見られる事、小枝の末端細胞は普通1細胞であるなどの違いがある。 皮層は無く、托葉冠や苞はやや退化している。シャジクモは勿論、クサシャジクモやジュズフサフラスコモよりも珍しいが、そこまででもない。