トガリフラスコモ


低地のため池や日当たりのよい山地の湿地、水田でやや稀に見らる車軸藻類。 雌雄同株で長さ10~30cm程度になる。結実枝と不結実枝は同形だが結実枝はかなり小さい。 小枝は1回分岐し、最終枝1細胞性で先端が鋭くとがるが、輪生枝は生育環境や成長の度合いによって見た目に違いが出まくる。卵胞子は暗褐色で楕円体、6~7螺旋がある。卵胞子膜は粒状の微細な突起をもつ。チャボフラスコモに比べて至る所で見られる。