サキブトジムカデ

体長 30~70mm
海岸林等でたまに見られるマツジムカデ科のジムカデ。丸い頭部と触角は褐色、ほかは灰黄色をしている。触角は棍棒状で先端部は太くなる。体は中央部が最も太く両端になるにつれ細くなる。最終肢は他の肢に比べ肉厚で頭部のように動かし敵を欺く。主に肉食性でトビムシといった土壌生物を食べ、敵に襲われると腹部中央より透明で強力な粘液を出し、敵が絡まっているうちに逃げる。