オキナワセッコク


低山地の雲霧のよくかかる林内でごく稀にみられる北部固有の着生ラン。イタジイやオキナワウラジロガシといった大径木の幹に着生する。 茎は束生、下垂し、長さ70cmになる。葉は互生し長さ5〜12cmほどの線状披針形、総状花序は各節より出て、その先に白色〜淡紅色の花を普通2花つける。 特定国内希少野生動植物種に指定されており、採集や無許可の譲渡は法律で禁じられている。