テリハノイバラ

海岸の砂浜や岩場、崖に生えるバラ科の常緑低木。茎は匍匐し、あまり立ち上がらず広がる。枝には鉤状の鋭い刺がある。葉は互生し長さ1~2.5cm、広楕円形~倒卵形、両面とも無毛で縁には粗い鋸歯がある。花期は4~8月で径4~5cmの白い花を咲かせる。琉球産のものは花序や萼に腺毛が密生するので変種のリュウキュウテリハノイバラとして区別することがある。